ガーゼのパジャマが気持ちいい
以前、部屋のカーテンをガーゼで作った。
1m380円の激安ダブルガーゼを楽天で14mも調達して、一枚布にして吊り下げるだけのシンプルなカーテンにした。
何メートルか余ったので、何か作りたいなぁと思ってネットで簡単そうなパターンを探して作ったのがこれ。
ボタンも何もない、かぶりタイプの上とウエストゴムのパンツでパジャマにしてみた。
パターンは『yanのてづくり手帖』さんから、シンプルな長袖ブラウスとイージーパンツを選んだ。
囲み製図、というのが理解しやすくて型紙を写したりせず布に直接書けそうで簡単だと思った。
yanさんのスタイリングもすてきで、シンプルでゆったりしたシルエットなのに野暮ったくないのにも惹かれた。
ちゃんと服を作るなんて初めてだったので、見返しの仕組みやズボンを重ねて股ぐりを縫うなど途中何度もハテナを浮かべながら完成させたなぁ。
簡単そうに見えたのに難しいじゃん!と心折れて数日放っておいたり。
副資材も家にあった、ほっそーいゴム(強度が足りなそうなので2本通した)とダイソーの私らしくない花柄バイアステープ。
それでも、とっても気に入ってしまった。
これを着たときは寝る、と決めていて、これで家事などはしないようにしているのもあるかもしれないが、とにかくリラックス感が違う。
洗濯するたびに肌触りも吸収性もよくなって、軽いのにあったかい。
さすがに冬は一枚じゃ無理だったけど、本格的に寒くなるまでは布団の中ではこれ一枚。
そして乾くのがめちゃくちゃ早い!
朝脱いで洗濯、部屋干しでも夜には着られる。
冬だったのもあるとは思うが、乾きが早ければ洗い替えも必要ないので管理が楽でよい。
長持ちさせたくて、ちょっと知識がついてきた頃、切りっぱなしにしていた端を折り伏せ縫いと割り伏せ縫いにし直した。
こんな激安ガーゼでこれなのだから生地を奮発すればとびきりのパジャマになるのでは!?と思い、去年シャツワンピース作ったあとに本格的にパジャマ作りを計画した。
改良したいこと
襟、ボタンをつける
かぶりタイプなのもあって首がスースーしてしまう。やはり首は詰まっている必要がある。そうなると前開きで作ることになる。
強度を上げる
特にズボンの股部分が引っ張られて縫い目が裂けそう。縫い方を変えて、さらに力布をつけたい。
トップスの丈を長くする
パジャマのパターンではないので丈が短くていつもお腹が出てしまう。寝るときにインしたいので短すぎず長すぎない丈にしたい。
冬用にもう少し厚手の生地にする
ダブルガーゼでも暖かさはあるけど物足りない。厚くても生地の性質上蒸れるってことはないし、次は冬用が作ってみたい。
自分の欲しいパジャマをいろいろ考えて、生地とパターンをどうするか考えた。
無印のガーゼパジャマは高くないしよくできてるなぁ、と思って何度も見に行ったのだけど何となく寝るときにしては柄の主張が強いのがひっかかる。
これぞ、という自分のパジャマを手に入れるためにも、ちゃんと作って改良を重ねたい。
つづく