自費のアレルギー検査を受けた

 

頭痛がひどくなってからしばらくして、食べた後に悪化することに気がついた。

風呂に入ったりちょっと運動した後にも感じるので、緊張性頭痛のはずなのに血行がよくなると痛みが増すなんて変だな、と思っていた。

 

花粉症の時期になり、食べた後に喉がかゆくなる気がした。

もしかして食物アレルギーがあるのかもしれない。

ピーナッツなどの劇症的なアレルギーでなく、なんとなく具合が悪くなる食物アレルギーがある、ということはお客さんから聞いたことがあった。

その人は更年期障害を境に果物にアレルギーを発症したそうだ。

中でも桃がダメで、気づかず食べていて喉が腫れ、2回目に呼吸困難手前までいって気がついたそうだ。

聞いてみると、その年頃でアレルギーを獲得してしまった人が他にもチラホラいた。

更年期障害は体質も変えてしまうのかぁ、その頃になったら私も検査してみよう、と思っていたのだ。

 

今30代なので予定していたよりも早いが、頭痛の要因のひとつかもしれないし、普段はなんでもなくても体調の悪いときに食べないほうがいいものもあるかもしれない、と思い受けてみることに決めた。

またまた医療費がかさむことになった。

なんともはや…。

 

色々と話を聞きたかったので女性専用クリニック的なところをネットで探してみた。

問診で頭痛が続いていることを話してみたら「不定愁訴を訴える患者さんにストレスですねっていう医者は多くて、プンプンしながらこちらに来る方、結構いるんですよ」と言われた。

たしかに調子が悪いときに、何でもかんでもストレスって言われることに飽き飽きするのはよく分かる!

ストレスって言われるほうがストレスじゃ!

 

遅延型アレルギーというのはアナフィラキシーとは違って、摂取した後の数時間から数日かけて反応が出るもので、反応が長く続くことが多いそうだ。

やっぱり、と思うこともあるけど本人にはまったく自覚がないアレルギーもあるとのこと。

ひどい頭痛があったら前日何食べたか記録すると役立つのでやってみてください、と言われた。

じゃあ食べたすぐ後に痛くなるのはアレルギーではなさそうだなぁと思った。

その日は問診後にちょっと採血して終了。

 

私がやったのはフルパネルという219種類の食べものを調べるものでした。

初診料と合わせて大体5万円。

なかなかの出費…。

結果が出るまでに1ヶ月ほどかかるそうだ。

 

 

結果が届きました、と連絡をもらい再度行ってきた。

結果は0から6までの7段階評価になっていて、0〜2はあまり気にしなくていいもの、3〜4のものは時々食べるくらいにした方がよいもの、5〜6は避けた方がよいもの、という説明を受けた。

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私は3〜4に18品、5〜6に4品が該当していた。

その中でもやっぱり、と思ったのが牛乳。

飲んでお腹を下す、ということはないのだけど、ここ数年飲むとなんとなくガスが発生しやすい気がして避けるようにしていたのだ。

牛乳好きだし、毎週一本は飲んでいたのだけど。

これはグラフが6を振り切っていたし実感があったので、相当合わないものなんだと思う。

それに合わせてガゼイン(乳たんぱく)も、もう少しで6に届きそうな値だった。

チーズとか洋菓子は反応するだろうなってことらしい。

ホエイは1だったので「プロテインは大丈夫よ」と言われたけど、そんなもの飲みたくないよーお菓子が食べたいよー。

 

意外だったのが、もやし。

もやしのアレルギーなんてあるんだ!?って思ったけど、確かにもやしの袋の裏に書いてあったかも

節約したくても、もやしは買っちゃいけないなんて…貧乏人なのに。笑

 

3〜4にも色々あったのだけど、すべての中で困ったなぁと思ったのがガゼイン、卵白、大麦、小麦、大豆、あずき、白インゲン豆

洋菓子も和菓子も食べるなってことじゃない?ひどい…!

あんこも白あんも大好物なのに!

最近パンと焼き菓子焼くのが息抜きなのに!

 

私の検査結果では色々出ましたが、どのくらい食べるとどんな症状が出るかは人それぞれなので何をどれだけ食べてどうなったかを記録することが重要らしい。

毎日食べていたり、一回に食べる量が多いと反応したりすることがあるそう。

反応が出た中でも毎日食べているものはあったので、しばらく回数を減らして様子を見てみようかな、と思っている。

バチッとやめられたら一番よいのかもしれないけど、小麦とかガゼインとかはなかなかそうもいかない気がして。

花粉症の時期には他のアレルギーも出やすいと思うから余計に慎重にした方がいいかもしれない。

 

食物アレルギーに関してはアレルギーの学会でもいろいろな意見があり、これだ、という定説がない状態で、遅延型アレルギーなど存在しない、みたいな論もあるそう。

アレルギー食材除去のパンフレットにも、バランスよく食べましょう、新鮮なものを食べましょう、加工食品避けましょう、みたいな当たり障りのないことが書いてあるので、意識しつつごはん食べようかな、という意識づけにはなったかな、と思う。

献立を固定化すると生活は楽なんだけどね。

朝はパンに豆乳、昼はパスタ、夜はごはんに納豆、みたいにさ。

 

自分の体をよく観察することがまずは第一歩。

少しでも頭痛がよくなっていきますように。