裏地つきスクエアネックのワンピースを作った

母のリクエストにより、裁縫にハマり始めた時からスクエアネックのワンピースを作ることになっていた。
丸顔がコンプレックスな母はラウンドネックのものが好きではないのだ。
でも市販のスクエアネックってわりとセクシー路線というか、お胸がさみしい家系の私たちにとってはお辞儀するとお腹見えちゃうヨ!なデザインが多くて着にくいのです。
 
 
 
 
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不織布でネックライン決めするときも、なるべく詰めようとする母と、ブラ紐見えないくらいまで横は開きたい私とでナンダカンダしましたが、結局私の言う通りにしてみて正解だったと思う。
首筋のシワが目立つお年頃なので詰め気味にして、鎖骨は少し見えるよう横は詰めない方がいいと思ったのよね!
すべてを詰めると苦しそうに見えると思って。
 
そして、この柄を合わせるのが大変だったさ…。
sewing beeで柄合わせ含めて数時間で課題をこなしてたけどさ、わたしゃその数時間みっちり柄合わせにかかったさ!
あの出場者たちすごいな!
柄合わせのとこでファスナー裏地つけだったから見事に歪んでしまい、失敗はしたけど勉強になりました。
きっと次はもっと上手くできるはず!
私はこうゆう柄あまり着ないので、きっと次も母が練習台になるであろう。
ありがとよ!
 
裏地は袖なしだからバイアステープ処理にしたんだけど、包むんじゃなくて肌に当たらない側につける方法の方が良かったなぁと後になって思った。
今度着てみて違和感があるか確認しよう。
初めて「キセ」というのも意識して裏地を作ってみたけど、慣れれば頭こんがらないのかなぁ?
いつもスカートの裏地は表地と全く同じにとってギャザーなり入れてたけど、同寸でしっかりキセとスリット入れれば、スッキリするし乾きやすいし布も少なくて済むものね。
数こなして慣れていきたいわ。
 
今回も3m用意したんだけど、柄合わせで飛び飛びに裁断したからまとまったハギレができなかった。
そのまま捨てるには忍びないし、ウエスで掃除に使うには吸収性がなくて使いづらかったのでバイアステープにして縁かがりに使ってみた。
薄い布地だったので使いやすくてよかったわ!
 
 
 
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自費のアレルギー検査を受けた

 

頭痛がひどくなってからしばらくして、食べた後に悪化することに気がついた。

風呂に入ったりちょっと運動した後にも感じるので、緊張性頭痛のはずなのに血行がよくなると痛みが増すなんて変だな、と思っていた。

 

花粉症の時期になり、食べた後に喉がかゆくなる気がした。

もしかして食物アレルギーがあるのかもしれない。

ピーナッツなどの劇症的なアレルギーでなく、なんとなく具合が悪くなる食物アレルギーがある、ということはお客さんから聞いたことがあった。

その人は更年期障害を境に果物にアレルギーを発症したそうだ。

中でも桃がダメで、気づかず食べていて喉が腫れ、2回目に呼吸困難手前までいって気がついたそうだ。

聞いてみると、その年頃でアレルギーを獲得してしまった人が他にもチラホラいた。

更年期障害は体質も変えてしまうのかぁ、その頃になったら私も検査してみよう、と思っていたのだ。

 

今30代なので予定していたよりも早いが、頭痛の要因のひとつかもしれないし、普段はなんでもなくても体調の悪いときに食べないほうがいいものもあるかもしれない、と思い受けてみることに決めた。

またまた医療費がかさむことになった。

なんともはや…。

 

色々と話を聞きたかったので女性専用クリニック的なところをネットで探してみた。

問診で頭痛が続いていることを話してみたら「不定愁訴を訴える患者さんにストレスですねっていう医者は多くて、プンプンしながらこちらに来る方、結構いるんですよ」と言われた。

たしかに調子が悪いときに、何でもかんでもストレスって言われることに飽き飽きするのはよく分かる!

ストレスって言われるほうがストレスじゃ!

 

遅延型アレルギーというのはアナフィラキシーとは違って、摂取した後の数時間から数日かけて反応が出るもので、反応が長く続くことが多いそうだ。

やっぱり、と思うこともあるけど本人にはまったく自覚がないアレルギーもあるとのこと。

ひどい頭痛があったら前日何食べたか記録すると役立つのでやってみてください、と言われた。

じゃあ食べたすぐ後に痛くなるのはアレルギーではなさそうだなぁと思った。

その日は問診後にちょっと採血して終了。

 

私がやったのはフルパネルという219種類の食べものを調べるものでした。

初診料と合わせて大体5万円。

なかなかの出費…。

結果が出るまでに1ヶ月ほどかかるそうだ。

 

 

結果が届きました、と連絡をもらい再度行ってきた。

結果は0から6までの7段階評価になっていて、0〜2はあまり気にしなくていいもの、3〜4のものは時々食べるくらいにした方がよいもの、5〜6は避けた方がよいもの、という説明を受けた。

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私は3〜4に18品、5〜6に4品が該当していた。

その中でもやっぱり、と思ったのが牛乳。

飲んでお腹を下す、ということはないのだけど、ここ数年飲むとなんとなくガスが発生しやすい気がして避けるようにしていたのだ。

牛乳好きだし、毎週一本は飲んでいたのだけど。

これはグラフが6を振り切っていたし実感があったので、相当合わないものなんだと思う。

それに合わせてガゼイン(乳たんぱく)も、もう少しで6に届きそうな値だった。

チーズとか洋菓子は反応するだろうなってことらしい。

ホエイは1だったので「プロテインは大丈夫よ」と言われたけど、そんなもの飲みたくないよーお菓子が食べたいよー。

 

意外だったのが、もやし。

もやしのアレルギーなんてあるんだ!?って思ったけど、確かにもやしの袋の裏に書いてあったかも

節約したくても、もやしは買っちゃいけないなんて…貧乏人なのに。笑

 

3〜4にも色々あったのだけど、すべての中で困ったなぁと思ったのがガゼイン、卵白、大麦、小麦、大豆、あずき、白インゲン豆

洋菓子も和菓子も食べるなってことじゃない?ひどい…!

あんこも白あんも大好物なのに!

最近パンと焼き菓子焼くのが息抜きなのに!

 

私の検査結果では色々出ましたが、どのくらい食べるとどんな症状が出るかは人それぞれなので何をどれだけ食べてどうなったかを記録することが重要らしい。

毎日食べていたり、一回に食べる量が多いと反応したりすることがあるそう。

反応が出た中でも毎日食べているものはあったので、しばらく回数を減らして様子を見てみようかな、と思っている。

バチッとやめられたら一番よいのかもしれないけど、小麦とかガゼインとかはなかなかそうもいかない気がして。

花粉症の時期には他のアレルギーも出やすいと思うから余計に慎重にした方がいいかもしれない。

 

食物アレルギーに関してはアレルギーの学会でもいろいろな意見があり、これだ、という定説がない状態で、遅延型アレルギーなど存在しない、みたいな論もあるそう。

アレルギー食材除去のパンフレットにも、バランスよく食べましょう、新鮮なものを食べましょう、加工食品避けましょう、みたいな当たり障りのないことが書いてあるので、意識しつつごはん食べようかな、という意識づけにはなったかな、と思う。

献立を固定化すると生活は楽なんだけどね。

朝はパンに豆乳、昼はパスタ、夜はごはんに納豆、みたいにさ。

 

自分の体をよく観察することがまずは第一歩。

少しでも頭痛がよくなっていきますように。

 

裁ちばさみを研いでもらった

 

私の裁縫箱に入っている裁ちばさみは母からパクったもらったものだ。

母の旧姓が書いてあるので40年前くらいから使われているものだと思う。

小学校で買った裁縫セットに入っていたはさみが切れなくなったので、交換してもらったのだ。

 

布の裁断はほとんどロータリーカッターでしているのだが、縫ってから端を切り揃える必要があるときは、はさみが必要だ。

私が縫うときの端処理は袋縫いが多いので服などの大きいものを縫うようになってから、はさみの切れ味がだんだんと気になってきた。

シルバー人材センターなどの「包丁、はさみ研ぎ」のノボリを見たことがあったのではさみを研げることは知っていた。

鋼の包丁は気になったときに合羽橋で研ぎに出しているのだけど、はさみを研いでもらったことはない。

合羽橋は遠いので、コロナが収束するまで気軽に遊びに行く気分にはなりづらい。

 

新しいものを買おうかとも思ったけれど、メンテナンスすれば使えるものを捨てるのももったいない。

燃やせない素材のものを買うときは少し立ち止まって考えることにしている。

石油であれ鉱物であれ、人間の生きるサイクルより格段に長い時間をかけて作られるものだ。

人間がポイポイと使い捨てしていいわけがない。

現代に生きて便利に慣れている私はプラスチックフリーな生活はできないけれど、少しでも無駄なごみを出さない暮らしのほうが気持ちいいと思う。

 

そう思ったので、はさみを研いで使っていこうと思った。

遠くには行きづらいので近くで探してみよう、と検索してみると、歩いて行ける範囲の金物屋さんが研ぎも力を入れてやっているようだった。

一見ふつうの金物屋なのにgoogle mapでいい評価が何件もあり、全国から研ぎの依頼が来ているらしい。

WEBサイトでも研ぎについて熱く語られていた。

 

中1日で仕上げてくれるというので早速預けて仕上がり日に取りに行った。

錆びたところがなくなってキレイになっていた。

beforeとafter載せようと思ってたけどよく撮れてなくて写真で見ても違いが分からない…悲しい。

元々動かしづらいわけではなかったのでシャキシャキと動かしてみると特別変化はなかった。

が、試し切りで手近な布を切ってみると違いがよく分かった。

以前は根元や刃先の方はあまり切れなかったのだが刃全体で切れる。

刃が布を噛むことも全くない。

力を込めなくても切れていく。

はさみって本来こうゆうものなんだなぁと実感!

これからは裁断もカーブのところは、はさみで切りたいと思うようになった。

 

お値段は1,800円。

事前に1,400円くらいかなぁと言われていたが、思ったより手間がかかったのかもしれない。

なんせ母の若い時からずーっと使われていたのだから仕方ないと思う。

 

店主の方から、今度はぜひ包丁を持ってきてね、と言われたのでそのつもり。

最近はペティナイフサイズのセラミック包丁を重宝しているが欠けたり切れなくなってきたので色々と質問してみた。

セラミックは陶器だから欠ける、と言われてなるほどなぁと思った。

ステンレス包丁も金属を固める添加物の違いにより、切れる包丁と研いでも切れない包丁に分かれるという。

おすすめを教えてもらい「それは買ったときは切れないけど研ぐとよく切れるよ!」と言われ、買ったとき切れない包丁って…?と一人で軽く笑いのツボに入った。

 

今度行くときは店頭の包丁も見せてもらおうと思っている。

包丁はもっと身近だし定期的にお世話になるような気がする。

こんなに近くに面白いお店を見つけられてよかった。

これから楽しみ。

 

 

ガーゼパジャマを作る計画

 

ガーゼパジャマを作るためにネットを検索していて、自作している人のブログをいくつか発見した。

その中でも、参考になるなぁと思ったものは繰り返し読み返した。

それがこちらのふたつ。

kurashi-no-bigaku.com

 

sewing-giovy.page

 

お二人ともガーゼパジャマの気持ち良さを気に入って複数枚作っておられる…分かる!

そして端はロックミシンでなくそれぞれ工夫されてて、どちらもゴムはライクラ、背当て付き、型紙はRick Rackを使用。

真似して私もRick Rackで型紙を調達し、ユザワヤでライクラのゴムを買ってきた。

 

また、パンツのウエストゴムをフリル仕様に、パンツの前後を分かりやすくする工夫を、それぞれのブログから真似っこさせてもらった。

 

材料調達

生地・・・3重ガーゼ。110cm幅4mのうち約3.3m使用。

item.rakuten.co.jp

バイアステープ・・・手持ちのリバティーはぎれで自作。テープメーカーが活躍

ゴム・・・ライクラ⒈2cm幅を2本。ユザワヤで購入

ボタン ・・・直径⒈5cmを5個。ユザワヤで購入

 

かかった金額は、型紙2,000円、生地 6,512円(50cmで814円、4m購入して約5,400円分使った)、ゴム 確か200円くらい(まだまだ余ってる)、ボタン 750円(@150円)で計9,462円。

なかなかの高級パジャマだな。

 

アレンジしたこと

トップスの裾をマイナス10cm

Rick Rackにはチュニック丈とシャツ丈のパターンが入っているのだが、シャツ丈でも長いので短く。

インしたときに中でもそもそしない長さにした。

パンツのゴムは1.2cm幅を2本使用

エストゴムのギャザースカートなどでもそうなのだが、太いゴム1本だと緩くてもなんとなく圧迫感を感じてしまう。

細めゴム2本にすると、ゆるゆるでも危うさなく履けるのでウエストゴムのものを作るときは極力この形にしている。

エストをフリル仕様

今回はフリフリになるようゴムの上を4cmもとった。

お腹が冷えなくてよい感じになった。

股ぐりは折り伏せ縫い、肩線以外は袋縫い

股部分を強化したかったのでジーンズのように折り伏せ縫いにしたところ、力布が不要に思えるほどガッチリしたかんじになった。

とりあえずそのまま履いて様子を見て必要であれば力布を足そうと思っている。

ヨーク切り替えで肩は2枚仕立て

背当てをつけようと思ってはいたが、せっかくのガーゼを全面で感じたいと思ったので2枚重ねることにした。

つまり6重ガーゼ。

縫いしろは15重…で若干ごろつきが出てしまった。

パンツの左内側に目印

赤い糸で丸い図形を小さくサテンステッチもどきで入れた。

フリルの部分なので肌には当たらない。

 

つづく 

 

 

あいうえおうさま?

 

実家のアップライトピアノを処分した。

そのピアノにかかっていたカバーがあるのだが、母が後生大事に取っておこうとするので捨てた方がいい、と忠告した。

 

母としては、できればピアノは思い出の品として取っておきたかったので当然カバーだけでも…、と思っていたらしい。

見えるところに畳んで置こうとする。

でも間違いなく部屋に馴染まないしホコリが増えるだけ。

 

捨てるのに抵抗があるなら何か有効活用できないか…。

姉と二人でピンときたのが王様のマント。

ワインレッドの地に金色っぽい模様が入っているジャガードのような感じの結構重厚な生地なのだ。

ちょうど、姪が通っている保育園で使わなくなったハロウィンなどの仮装衣裳を募集しているらしい。

 

衣装なんか作ったことないし、なんならリメイクも経験がない、と思う。

でも、リメイク、といえば最近ハマっている『Sewing Bee』!

参加者が元の素材を活かしたりガラッと構造から作り直したりするのは毎回楽しみ。

個性が出て面白い。

 

私にあそこまでの技術はないけど、ちょっとワクワクしながらどんなものができるか考えた。

この考えてる時間が一番楽しいのかもしれない。

ネットで売ってる仮装衣装を参考にしつつ、限られた布でどんな形にするか、どうやって着脱するか、何を買い足すべきか、子どもが安全に遊べるものってどんなものだろう、と考えることがたくさんあった。

 

出来上がったのがコレ!

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うしろ


王様のマントをふたつと騎士の肩当てのイメージのものをひとつ作ってみた。

騎士の肩当ては緑の部分を脇に挟んで装着できるかなぁと思っている。

 

色々考えたわりにうまくいかなかった…けど楽しかったし勉強になった!

白いモコモコはユザワヤで300円になっていた、端をかがってあるのでそのままひざ掛けにもできる、という生地を買ってきて、ほぼ使い切った。

この生地が送り歯側にあると、全然進まなかった。

多分何かかませればよかったんだな、と後になって気づいたのだが、あまり量もなかったので気合いでミシンをサポートしてしまった。

壊れないといいけど。 

 

生地がうまく進まず、下書きとかけ離れたところを縫ったため丸襟がひどく左右非対称だ。

これはメイにdisappointed と言われてしまうに違いない。

私もだよ…。

 

丸襟のほうはゴムを襟の端から端までぐるりと通してあり、もうひとつは襟をマジックテープで留めて脱ぎ着するようにしている。

ふたつとも赤い生地は同じ寸法だけど白いモコモコの付け方を変えたので丸襟の方が小さくなっている。

作る前は、マントが何かで引っ張られたときに首の部分が苦しくないように工夫しなければ、と思っていたけど白いモコモコが分厚いので、紐で首がギューっと締まるような苦しさはなさそう。

 

母は「元はピアノカバーって忘れちゃうわ」と言ってくれてよかった。

姉に見せたら「あいうえおうさまみたーい!」と喜んでくれてうれしかった。

有名な絵本の名前が出てくるなんてちょっとこっぱずかしいけど。

試作段階では着けてくれなかった姪は、完成後に「王妃さまのマント」と呼ぶと喜んで着けて走り回ってくれたようだ。よかった。

保育園で子どもたちにボロボロになるまで遊んでもらえるといいなぁ。 

 

何もできない日

 

頭痛が酷くて丸一日以上寝込んだ。

その前の2日間連日で外出した疲れなのだろうか。

頭痛がひどくなり始めた頃は何をしてもつきまとう感覚に嫌気がさして、やりたいこともやるべきことも、ねこの最低限の世話以外はできなかった。

最近は少しずつできることが増えているので、今日はこれができた、とか、明日はこれをやろう、と考えている。

本当に何もできない日があると、またあの死んだような毎日に戻ってしまうんじゃないか、とか、人と比べても仕方がないことは分かっていても、もっと辛い思いをしている人たちがいるはずなのになんで自分はその人たちのように働けないのかと思い、自分の価値のことを考えてしまう。

 

次の日には寝込むほどではなくなったのでよかった。

着替えてちょっとした掃除をしてごはんを用意して、冬の間締め切っていた窓の掃除をした。

 

酷い日があると、ごはんを食べようという気になるだけでもよかったなぁと思える。

先日ある医者も言ってたが、数値で表れないもの画像に写らないものに対しては寄り添わない医者が多いしまわりから理解もされづらい。

私も自分がこんな頭痛に悩まされるまで、頭痛持ちがこんなに辛いなんて思い思わなかった。

体調が悪いときにこんなに気分が塞いでしまうことも経験がなかった。

経験しないと分からないというのも事実なのだけど、それを想像できる人でありたいと思うようになった。

自分の理解の範疇を超えた気持ちや世界があることを忘れないでいたいと思う。

 

ガーゼのパジャマが気持ちいい

 

以前、部屋のカーテンをガーゼで作った。

1m380円の激安ダブルガーゼを楽天で14mも調達して、一枚布にして吊り下げるだけのシンプルなカーテンにした。

何メートルか余ったので、何か作りたいなぁと思ってネットで簡単そうなパターンを探して作ったのがこれ。

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かなり着込んだのでヨレヨレ

 

ボタンも何もない、かぶりタイプの上とウエストゴムのパンツでパジャマにしてみた。

パターンは『yanのてづくり手帖』さんから、シンプルな長袖ブラウスとイージーパンツを選んだ。

yansewing.com

yansewing.com

 

囲み製図、というのが理解しやすくて型紙を写したりせず布に直接書けそうで簡単だと思った。

yanさんのスタイリングもすてきで、シンプルでゆったりしたシルエットなのに野暮ったくないのにも惹かれた。

 

ちゃんと服を作るなんて初めてだったので、見返しの仕組みやズボンを重ねて股ぐりを縫うなど途中何度もハテナを浮かべながら完成させたなぁ。

簡単そうに見えたのに難しいじゃん!と心折れて数日放っておいたり。

副資材も家にあった、ほっそーいゴム(強度が足りなそうなので2本通した)とダイソーの私らしくない花柄バイアステープ。

 

それでも、とっても気に入ってしまった。

これを着たときは寝る、と決めていて、これで家事などはしないようにしているのもあるかもしれないが、とにかくリラックス感が違う。

洗濯するたびに肌触りも吸収性もよくなって、軽いのにあったかい。

さすがに冬は一枚じゃ無理だったけど、本格的に寒くなるまでは布団の中ではこれ一枚。

そして乾くのがめちゃくちゃ早い!

朝脱いで洗濯、部屋干しでも夜には着られる。

冬だったのもあるとは思うが、乾きが早ければ洗い替えも必要ないので管理が楽でよい。

長持ちさせたくて、ちょっと知識がついてきた頃、切りっぱなしにしていた端を折り伏せ縫いと割り伏せ縫いにし直した。

 

こんな激安ガーゼでこれなのだから生地を奮発すればとびきりのパジャマになるのでは!?と思い、去年シャツワンピース作ったあとに本格的にパジャマ作りを計画した。

 

改良したいこと

襟、ボタンをつける

かぶりタイプなのもあって首がスースーしてしまう。やはり首は詰まっている必要がある。そうなると前開きで作ることになる。

強度を上げる

特にズボンの股部分が引っ張られて縫い目が裂けそう。縫い方を変えて、さらに力布をつけたい。

トップスの丈を長くする

パジャマのパターンではないので丈が短くていつもお腹が出てしまう。寝るときにインしたいので短すぎず長すぎない丈にしたい。

冬用にもう少し厚手の生地にする 

ダブルガーゼでも暖かさはあるけど物足りない。厚くても生地の性質上蒸れるってことはないし、次は冬用が作ってみたい。

 

自分の欲しいパジャマをいろいろ考えて、生地とパターンをどうするか考えた。

無印のガーゼパジャマは高くないしよくできてるなぁ、と思って何度も見に行ったのだけど何となく寝るときにしては柄の主張が強いのがひっかかる。

これぞ、という自分のパジャマを手に入れるためにも、ちゃんと作って改良を重ねたい。

 

つづく